今日はそれを記念して、
捕鯨反対派の論拠の馬鹿らしさについて、
漫画の知識とWikipediaに基づく話をしてみたいと思います。
捕鯨反対派の論拠はだいたい以下の2点です。
1. 鯨は絶滅寸前の動物なので食用のためにとるなんてとんでもない!
2. 鯨は頭のいい動物なので食用にするなんてとんでもない!
1に関しては、
欧米人が蝋燭/媚薬/燃料のために
虐殺しまくったマッコウクジラは食用になりません。
だから、日本の捕鯨の対象ではなく、
心配する必要はありません。
日本が調査捕鯨という名目で
国際的な了承を得て捕鯨しているのは
ミンククジラ(クロミンククジラ)という全く別の鯨です。
ミンククジラ(クロミンククジラ)は最低でも
20万頭以上いることが確認されている上、
日本が捕鯨しているのは極少数なので種の存続に全く問題はありません。
2に関しては、
ジョン・C・リリーというアメリカの薬物中毒者が言った妄言を
トム・リーガンという動物愛護推進派の哲学者等が
広めたということらしいです。
科学的な仮説ですらありません。
ジョン・C・リリーという人は、
その筋では有名な人で、
「肉体と精神を分離し地球意思とコンタクトを取るんだ!」
という素晴らしい研究をしていたお方です。
地球意思とコンタクトをとるために、
まず、LSDを使い始めました。
それだけではものたらず、LSDの効果を上げるために、
アイソレーションタンクというものを発明いたしました。
アイソレーションタンクは、
防音加工のされたタンクに
人間と同じ比重、人間の体温と同じにした溶液を入れたものです。
その中にLSDをキめた人が入り、さらに密閉するのです。
こうすることで、重力、温感、視覚、聴覚あらゆる感覚を遮断した上で、
LSDのみせる幻覚にのみ耽溺することができるという
素晴らしい幻覚増強装置です。
このアイソレーションタンクを発明し、使用して、
地球意思にコンタクトすることができた(と思った)リリーさんは、
素晴らしいことに気がつきます。
アイソレーションタンクの中にいるのと
似たような環境下で進化してきた動物は、
きっと地球意思とコンタクト出来るに違いがないと!
果たして、そのような水の中で進化してきた動物はなんなのか!?
そうだ!イルカだ!
だから、イルカは地球で一番高等な知能を持っているに違いない!
そのような理屈で、
イルカは地球で一番賢い動物だということにされました。
ちなみに、イルカとクジラは
一定以上の大きさのものをクジラといい
一定以下の大きさのものをイルカというだけで、
生物学的な違いはありません。
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